決意表明とは

 みなさまもご存知のとおり、ひとくちに「決意表明」といっても、様々な「決意表明」がございます。
 たとえば、社長が交代したときの、一般社員に向けての挨拶の文書も、ある意味、「決意表明」と言えますし、
 社長でなくとも、役職変更、配置転換などの際のビジネス文書には、こういった「決意表明」の意味合いが含まれたものが多いです。
 しかし、多くの方がアタマを悩ませるビジネス文書での「決意表明」といえば、なんといっても、採用試験などに合格した後の、採用の「お礼」の文書に添える「決意表明」ではないでしょうか?
 その場合の例文を考えてみましょう。
   
決意表明の例文
○○○株式会社
人事部 〇〇 〇〇殿
 拝啓 貴社におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
このたびは、採用内定をいただき、誠にありがとうございました。本当に嬉しく思っています。
〇月〇日の入社の日まで、貴社に貢献できる社員に、1日も早くなれるように、切磋琢磨していきます。
入社までの間に、もし何かございましたら、いつでも連絡いただければ幸いです。
いつでも出社できるような心構えでおりますので。
 では、末筆ではございますが、皆様のご健勝をお祈り申し上げます。
             
敬具
あくまでも例ですが、この様な感じでしょうか。
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新入社員の決意表明のポイント

 例文で一番大事な所は・・・
 「貴社に貢献できる社員に、いち早くなれるように」
 「切磋琢磨していきます。」
 「いつでも出社できる心構えでおりますので。」
 という部分です。
 ポイントとしては、あくまでも、”さらりと、さりげなく”自分が、内定先に入社することを、心から望んでいる事と、これから先採用していただいた恩に報いる気持ちでいる。
 そういったことを伝えることに重点を置きます。
 時々、長々と、「決意表明」を書き綴る方がいますが、これは、かえって逆効果です。
 読み手を疲れさせては、なんにもならないですからね。”さらりと、さりげなく”書きましょう。
>>人前での上手な話し方

もし、入社式で”決意表明”を代表で読む事になったら?

 代表になった事に対しては、気が重い事ですが”おめでとうございます。”
 まず、このような場面では、自分の半径1メートル以内を見ることです。それから少しずつ半径を広げます。 今回の決意表明も、会社とか社会とか世界とかに対する決意ではなく、自分が期待する自分はどんな自分なのかを見つけ、それを紹介したらいかがでしょうか。もし10項目あがったらそれを全部紹介し、2、3項目程度に絞って期待する自分になるための方策を語ります。 このような個人的な決意を述べたあと、自分が自分に期待しそれに応える人間になりたい、などと結んだらどうでしょうか。
 そして、人前で話すときはメモを作り、メモを見ながら話すことが大切です。 話す時間は聞く相手の時間でもあります。相手の時間を自分の準備不足によって薄っぺらな時間にしては失礼です。またメモは作文ではありません。キーワードや覚えを話の順番に並べておくものです。 大半は聞き手を見ながら話す、ときどきメモを確かめる、場合によってはある部分を読み上げる、などとできれば上出来です。
 それでも上がってしまって散々な目に会うことがあります。これはこれで良い経験だと思ってください。 人は恥、失態、切迫、板ばさみなど、さまざまな修羅場をくぐって大きな心を育てあげることができます。若い時代の修羅場は成長の糧、後年の修羅場は破滅のキッカケになります。若い時の修羅場は非常に大事です。
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